ステロイド治療には内服薬、外用薬、ステロイド注射などありますが、皮膚疾患の場合には外用薬を用いることがほとんどです。ステロイドの容量(強さ)は症状に合わせて調整され、効き目の強弱によって5段階に分かれます。

一般的に赤ちゃんに処方される段階は、弱い方から1~3段階までの穏やかな効き目のものです。

 

 

各段階で処方される主なお薬

 

1段階(非常に弱い)

コルテス、オイラックスHなど。
改善すれば保湿剤に切り替えます。

 

 

2段階(弱い)

ロコイドクリーム、ロコイド軟膏、アルメタ軟膏、キンダベート軟膏、プランコール、レダコートなど。
改善すれば1段階のものに切り替えます。

 

 

3段階(強い)

ベトネベート軟膏、リドメックス軟膏、リンデロンV軟膏、リンデロンVクリーム、リンデロンVG軟膏、リンデロンVGクリーム、リンデロンVGローション、プロパデルム、フルコートなど。

赤ちゃんに使う場合は、この強さが上限となります。

 

 

 

4段階(非常に強い)

ネリゾナユニバーサルクリーム、アンテベート軟膏、アンテベートクリーム、マイザー軟膏、マイザークリーム、フルメタ、メサデルムなど。

効き目が強いためそのまま赤ちゃんに使用されることはありませんが、ワセリンなどで薄めて処方されるケースもあります。

 

 

5段階(最も強い)

デルモベート軟膏、ジフラール、ダイアコートなど。
一般的に赤ちゃんには使用されることはありません。
効果が非常に強いため、長期間の使用により皮膚が薄くなるといった副作用も出ます。

 

 

また、効き目は1段階のステロイドと比較しても非常に弱いものとなりますが、同様に炎症を抑える効果のある、アズノール、コンベック軟膏、スタデルム軟膏、トパルジック軟膏、亜鉛華軟膏、フエナゾールといった非ステロイド薬も存在します。

ただし非ステロイド薬治療の場合、その種類によっては接触性皮膚炎を起こしやすいなどの報告もあることから、ステロイド薬と合わせて処方されるケースもあります。