妊娠線対策は具体的にどのようなケアを行っていけばいいのでしょうか

まず最初に挙げておきたいのがバランスの良い食生活です。つわりが終わり食欲が出始めてくると、過食になり体重が増加しやすくなります。よくお腹の赤ちゃんと二人分と表現されますが、栄養のバランスやカロリーを考えずに食べ過ぎてしまうと、当然母体と赤ちゃんにいい影響を与えません。

 

妊娠線ももちろんですが、体重が増えすぎてしまうと妊娠中毒症や肥満胎児などの深刻な問題をも抱えてしまう恐れがあります。ですので正しい食生活を意識し、マタニティーでもできる適度な運動を毎日に取り入れることが大切になります。

 

例えば、ウォーキングやスイミング、ヨガやティラピスなど、心身に負担のかからない程度に続けてみることをお勧めします。適度な運動には高いリフレッシュ効果も期待でき、妊娠中に抱えやすい肩こりや腰痛、不眠などの改善にも役立てることができますよ。

 

具体的な食事内容については、高タンパク・低脂肪・繊維質の食材、つまり野菜やお魚に大豆、鳥や豚といったお肉をメインにバランス良く摂るよう意識してみてください。

ちなみに妊婦さんに必要な1日の摂取カロリーは、妊娠初期~妊娠中期で2000カロリー、妊娠後期で2150カロリーが目安とされています。

 

体重増加は8~10㎏に抑えることが理想的です。太り過ぎもよくないですが、体重を意識するばかりにダイエットのような食事制限をすることも赤ちゃんの成長の妨げとなり、出産に必要となる体力保持ができなくなどの問題がありますので、上手くコントロールしていくことが大切になるでしょう。

 

 

次に挙げておきたいのが、肌に行う直接的な保湿ケアです。潤いのためのケアは食生活からも行えますが、やはり直接的なケアも欠かすことはできませんよね。妊娠線を予防するためには、お腹が大きくなる前からしっかりとした保湿ケアで肌に潤いを与え、毎日マッサージしながら肌を柔軟にしておくことが理想的と言えます。

 

肌が潤いに満ちて柔らかくなっていれば、お腹が急に大きくなることがあっても無理なく皮膚が伸びることができます。マッサージを行うことで内側の真皮・皮下組織も軟らかく柔軟になっていきますので、手間がかかっても毎日の肌ケアを怠らないようにしましょう。

妊娠中はホルモンのバランスが崩れやすくかさつきやかゆみが起こりやすいですので、普段乾燥肌でない方であっても油断は禁物です。

 

 

最後に挙げておぎたいのが、保湿ケアの一環であるマッサージについてです。妊娠線の予防マッサージをする範囲は意外と広範囲です。お腹全体・バスト・二の腕・おしり・ふともも・足の付け根・ひざの裏など、お腹以外の部位にもできるのが妊娠腺ですので、これらの部位に適したマッサージを知って正しく行っていきましょう。

 

またマッサージはただすればいいというものではなく、そのやり方には注意が必要です。妊娠線予防のマッサージは、肩や腰などコリを解消するためのマッサージとは異なります。揉んだり叩いたりといった、肌に刺激の強いマッサージは行わないようにしてください。

 

クリームやオイルを使って、肌の保湿や弾力を高めることを目的とした肌に負担のないマッサージを行っていきましょう。加えて、マッサージケア中にお腹が張ったり気分が悪くなったりした際には、すぐにケアを中断し休むことも忘れないでください。

 

妊娠線を作らないためには必要なケアですが、お腹の赤ちゃんと母体の健康を一番に考えることが何よりも最優先です。マッサージケア自体に不安がある場合は担当の医師に相談し、医師からマッサージを控えるよう言われた場合などには、必ずその指導に従ってください。