赤ちゃんの肌と言えば、マシュマロのようにやわらかく思わず触れてしまいたくなるもの。「赤ちゃんのような肌になりたい!」と憧れる女性も多いのではないでしょうか。そんな風に大人も羨む赤ちゃんの素肌ですが、一方でとてもデリケートなものでもあります。

 

外的刺激などの影響を受けることで湿疹ができ、まるで思春期ニキビのように肌が荒れてしまうことも...。ここではそんな厄介な乳児湿疹の原因や治療法について、私達親子の経験も踏まえながらご紹介していきたいと思います。

 

乳児湿疹とは?

赤ちゃんの肌はとってもデリケートなので、季節に関係なく皮脂腺の多い頬や口周り、顎、額などに赤い吹き出物のようなものができてしまうことがあります。時にはカサカサしていたり、ジクジクした痛々しい炎症となって現れてしまうことも…。こうした症状の総称が乳児湿疹です。

 

お腹の中にいる時は潤いに満ちた羊水に守られていた肌は、外界に出てきたことで様々な刺激を受けやすい状態にあります。また、お腹にいた時に母親からもらったホルモンの影響で皮脂の分泌が活発化し、皮膚トラブルを抱えやすくなるとも言われています。

 

元々が大人の半分の厚さの未成熟な赤ちゃんの皮膚ですので、様々な影響を受けやすくても不思議はないところなのですが…。自分の子供が乳児湿疹になれば、どうにかして早く治してしてあげたいのが母親というものです。

 

何が原因なのかもよくわからず、自分の育て方に何か間違いがあったのではないか…と自身を責めてしまうお母さんも多いと思います。私もそんな母親の一人でしたので、ショックと同時にあれこれと考えてしまうお気持ちは本当によくわかります。

 

一言に乳児湿疹と言っても、その種類は様々にあるもの。先にも記しましたが、乳児湿疹とは乳児にできる皮膚疾患の総称です。それではまずはじめに、乳児湿疹と呼ばれる様々な皮膚疾患について触れていきたいと思います。

乳児湿疹に悩むお母さんに知って欲しいこと記事一覧

 

色々ある乳児の皮膚疾患乳児湿疹には一過性のものをはじめ、乳児脂漏性湿疹、新生児にきび、あせも、おむつかぶれ、肛門周囲皮膚炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、じんましん、小児ストロフルス、じんましん、貨幣状湿疹、とびひ、薬疹、疥癬、白癬、皮膚カンジタ症など、あらゆる疾患があります。ここではその中でも多い4つの症状について挙げてみましょう。.一過性の乳児湿疹外気や室温・湿度の変化、季節、汗、よだれ、...

 
 

アトピー性皮膚炎について現代では、皮膚疾患で国立病院を受診した0歳~1歳の赤ちゃんの内、30%がアトピー性皮膚炎であったという統計も出されています。アトピー性皮膚炎の原因についてはまだはっきりと解明されていない面があります。他の乳児湿疹が慢性化することでアトピー性皮膚炎になるとも言われていますが、ダニ、ハウスダスト、花粉、動物の毛、カビなどのアレルギーやストレスによる免疫異常や自律神経の乱れに遺伝...

 
 

乳児湿疹に気付いたらまずは病院へ自然に治る見込みのあるものからお薬に頼るべき疾患まで、色々とある乳児湿疹。だからこそ、それぞれの赤ちゃんに合った適切なケアが重要になります。何を原因に乳児湿疹ができているのかを知るためにも、まずは専門医を受診しましょう。自己判断でケアをしてしまうと返って症状を悪化させてしまう危険性もあります。赤ちゃんの体質、生活環境、衛生状況など様々な要因によって乳児湿疹は起きます...

 
 

乳児湿疹の中でも比較的多くの赤ちゃんが該当する疾患が一過性の乳児湿疹と脂漏性湿疹になるかと思います。これらはある程度の期間を過ぎると治っていくものですが、誤ったケアによって長期化したり悪化することも有り得ます。ここでは、そんな一過性の乳児湿疹や脂漏性湿疹にお勧めのケア方法についてご紹介していきます。沐浴時の洗顔を見直すまずは沐浴時の洗顔を見直すことから始めてみましょう。赤ちゃんの肌を清潔に保つため...

 
 

アトピー性皮膚炎のケア湿疹がなかなか治らなかったり湿疹がジクジクと痛々さが増してきた場合などは、アトピー性皮膚炎の可能性が高まります。アトピー性皮膚炎と診断された場合は医師処方のステロイド軟膏に加え、自宅ではやはり保湿ケアを行うことが重要になるでしょう。アトピーは皮膚のバリア機能が低下しているせいで、保湿力を失ってしまいやすい特徴があります。皮膚の水分を少しでも蒸発させない様にしっかり保湿ケアを行...

 
 

母親の食生活と乳児湿疹の関係性赤ちゃんにとっての栄養源である母乳は粉ミルクとは違い、お母さんのその日の体調やその日食べたものによって状態が大きく変化します。授乳中にカフェインの多いものなどは使用を避けた方がいいと指導されるのも、このためです。赤ちゃんの腸は未成熟であるために、飲んだ母乳をうまく分解することができません。結果、本来栄養となるべきものが毒素となってしまい、湿疹となって現れてしまうことが...

 
 

最善のケアを行うために親であれば、子供に何かしら異変が起きれば心配になってしまうのは当然のことです。乳児湿疹についても、その原因がよくわからなければ尚更に焦りを感じてしまうものでしょう。でもそんな母親の不安は赤ちゃんにも伝わってしまい、そのストレスが更に症状を悪化させてしまう恐れも十分にあります。そもそも免疫というものは精神的な影響も受けやすいものです。慌てたり不安になるお気持ちは痛い程に分かりま...

 
 

ステロイド治療について乳児湿疹は生後一ヶ月前後から発症率が高まり、発症してから治るまでの期間には個人差が生じます。短いもので数週間程度から時に数ヶ月以上症状が続くケースもあります。症状が改善できず重症化すれば、ホームケアだけでは到底手に負えません。こうした状態で病院を受診した際、有効的な治療方法として勧められるのがステロイド治療です。乳児湿疹の状態がまだ軽い症状であれば、保湿剤であるワセリンや非ス...

 
 

ステロイド治療には内服薬、外用薬、ステロイド注射などありますが、皮膚疾患の場合には外用薬を用いることがほとんどです。ステロイドの容量(強さ)は症状に合わせて調整され、効き目の強弱によって5段階に分かれます。一般的に赤ちゃんに処方される段階は、弱い方から1~3段階までの穏やかな効き目のものです。各段階で処方される主なお薬1段階(非常に弱い)コルテス、オイラックスHなど。改善すれば保湿剤に切り替えます...

 
 

ステロイドと耳にすると、依存性がある、体に蓄積する、皮膚が薄くなる...といった副作用にまつわるイメージが強い方も大変多いと思います。ステロイドを塗った翌日には症状が改善されてしまうこともあるため、その効果の高さに驚き、つい副作用に対する不安を抱いてしまうのは仕方のないことかもしれません。ステロイド治療の実際のデメリット強い作用が多様に影響を及ぼす例えば、脂肪を増やす作用によるムーンフェイスや糖を...

 
 

ステロイドを使えば早く治せる!余程でない限り重度の副作用の危険性はないとは言え、デリケートな赤ちゃんの肌にステロイドを使うのは抵抗がある...と考える方が大半かもしれません。何かあってから後悔する位ならステロイドに頼らない治療法で治していきたいと、自分の赤ちゃんに合った治療法を模索している方もいるでしょう。確かにステロイドのは人工的に作り出されたものであり、漢方などのように自然の物でできている訳で...

 
 

ステロイド使用は短期集中で!副作用の不安を抱えないためにも、ステロイド治療は短期集中で行いたいものです。例えば、湿疹の症状一番ピークの状態にある時にステロイドを使い、良くなってきたら1段階低いものに切り替えて完治させ、最終的には乳液やクリームなどのスキンケアに切り替えていく。取り戻しかけた肌そのもののバリア機能が弱ることがないよう保湿し、その状態を維持できるよう心がけていく。このようにステロイドを...

 
 

ステロイド治療以外の治療法ステロイドについてよく理解しても、やはりステロイドは使いたくない!と考えるお母さんも存在するものです。お医者さんもそういった方に無理にステロイド治療を勧めたりはしません。あくまでステロイド治療は乳児湿疹を改善させる有効的な治療法のひとつに過ぎませんので、どうしてもステロイドを使うことに抵抗がある方には、アトピー性皮膚炎のケアの項目でも触れた、次のような治療法も視野に入れて...